一挙放送の「アレ」を求める散歩道の第4話目。遂に「アレ」の正体が明らかになる!? ぼくが今ここで倒れたら「アレ」の正体はどうなっちゃうの? ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば「アレ」が食べられるんだから! というわけで最終話。
大須観音を越えて
大須観音の門からは餃子の王将と串カツ田中、焼きとんの大黒が見える。
その門の名前は仁王門。従ってこの通りの名前は仁王門通。
このセブンイレブンまで来ると大須の西端に達したな、という感じ。
ここからは大きな通り沿いを南下。
交差点のあっちとこっちとにラーメン屋さん。魁力屋、こんなところにあったんだ……。
この交差点のところには互楽亭という大衆的な食堂。スケート靴を履いて跳躍回転するシルエットとともに紹介されている真央ちゃんチャーハンなるメニューが一番人気。
というのも。この交差点を渡ったところにあるスケートリンクはあの選手ゆかりのリンク。練習後に通っていた?とか行きつけ?という話らしい。あくまでも伝聞。
このスケートリンク、実はぼくにもゆかりのある場所で。1階部分にはコインランドリーとコメダ。このコインランドリーは日本半周旅行を終えた日、次の日から日本一周旅行に切り替わるのにあたって名古屋に「寄った」ときに急いで洗濯するために利用したところ。仕上がり待ちの時間はコメダで過ごしてた。それをゆかりがあると表現していいのかは分からないが言ったもん勝ちである。直接スケートリンクに関係がないのは問題かもしれない。
ここまで来て、まだ「アレ」の正体が分からない。この交差点から少し引っ込んだところにあるタバコ屋さんに灰皿があったので、タバコを買って一服。「またきゃーにきてーな」と言われた。「また買いに来てね」という意味だと思う。本当に「ai」を「yaa」と発音するんだ、とびっくりした(例:エビフリャア)。なかなか、古くからの名古屋方言話者と話すことがないのでいい経験をした。この建物と隣のお店、「メイド」っぽいけど違う。オーダーメイドに頭が反応し過ぎだ。
西大須交差点で「アレ」に遭遇
交差点から東に向かおうとしたときに、やっと「アレ」に遭遇した。あんかけスパゲティだった。しかしマスコットキャラクタはなかなか味のある風貌だ。思えば、味噌煮込みうどんの話(途中で紹介した投稿)の中にも出したくらいだし、あんかけスパが食べたいと思っても当然だろう。
長々と書いてきたけれど、ここまでの道のりは約30分ほど。スタート地点の川久から直接ここに向かっていたら徒歩で5分~10分くらいだったのでまあまあ遠回りをしたことになる。
店内装飾。粉チーズ、タバスコ、コショウは完備。
メニューは色々ある。初めての人にはミラカンがおすすめ。「ミラカン」というのは、肉トッピングを意味する「ミラネーズ」と野菜トッピングを意味する「カントリー」のいいとこどりをしたメニュー。むしろこれがベースと言ってもいい位なので初めての人は万難を排してこれにした方がいいと思う。食べたいのがあるならそれでいいけれど。
悩んだ末、スパニッシュにした。スパニッシュオムレツをイメージした名前だと思う。メニュー(トッピングの種類)は一杯あるので、その時の気分にあった一皿を食べられるのがあんかけスパゲティのいいところだと思う。
というわけで「アレ」があんかけスパであると分かったところで話は終わり……となりそうなところではあるものの、もうちょっとだけ続くんじゃ。